夢プログラム

夢を生きる:女性のための教育・訓練賞

夢を生きる「ソロプチミスト夢を生きる賞」は、ソロプチミストの主要プログラムです。20の国・地域にある国際ソロプチミストアメリカのクラブは、このプログラムを通じて女性たちに賞金を贈っています。対象となるのは、就業機会向上のために技能訓練や教育を得ることで、自分と家族のためによりよい生活を目指して努力している女性たちです。

資格
1) 家族に対して主たる経済的責任を負っている
2) 高等学校、職業・技能訓練プログラムあるいは専門学校、短期大学、大学の学部課程(大学院を除く)に在籍中、もしくは入学許可を得ている
3) 経済的援助が必要であり、その必要性を明らかに示すことができる

支援金 : 1位 5,000ドル 2位 3,000ドル 3位 200,000円
奨励賞:150,000円 (受賞者数は応募者数により変動)
締切 : 11月15日(毎年)

2022-2023年期には、総額290万ドル(約4億円)以上が賞金として授与され、2,174名の女性が受賞しました。

受賞者の例

タイ出身のパチャラさんは、家庭内暴力を生き延び、気が付くと異国の地、日本でたった一人、幼い子供3人を養育しなければならなくなっていました。パチャラさんは、日本語学校に通い、ホームヘルパーの資格を取得、今ではDV被害者支援団体の代表として働いています。

受賞者の感想

経済的に大きな助けとなりました。でも、それ以上に、多くの人々が私を精神的に支えてくれていることを感じています。私は一人ではないと気づきました。そのことは私にとって最大の助けとなりました。「夢を生きる賞」を受賞することは、私の人生において最大の成功であり、私に自信を与えてくれました。

過去の受賞者の物語をご覧になるには以下をご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=C4hO6IzUylk(日本語動画)
https://www.soroptimist.org/extraordinary-stories/tyra.html(英語文)

2024夢を生きる賞 概要2024夢を生きる 応募申請書2024夢を生きる賞 推薦状


夢の扉賞

国際ソロプチミスト厚木独自のプログラムです。「扶養者も持たない」もののそれ以外は「夢を生きる:女性のための教育・訓練賞」の要件を満たす方を対象としています。

1) 高等学校、職業・技能訓練プログラムあるいは専門学校、短期大学、大学の学部課程(大学院を除く)に在籍中、もしくは入学許可を得ている
2) 経済的援助が必要であり、その必要性を明らかに示すことができる

支援金 : 1位 100,000円 卒業まで継続支援あり
締切 : 11月15日(毎年)

2024夢の扉賞 概要2024夢の扉賞 応募申請書2024夢の扉賞 推薦状


夢を拓く:女子中高生のためのキャリア・サポート

「夢を拓く」プログラムは、さまざまな障害を感じている中学校、高等学校に通う女児を対象にしたキャリア・サポートのプログラムです。このプログラムは、女児が、プロフェッショナルな手本、キャリア教育、そして夢を生きるための資源を得られるようにします。思春期の女児が、人生とキャリア・ゴールにおいて成功するには、ガイダンス、訓練、そして資源が必要です女児たちに、「あなたたちには世界を変える力がある」と、大きな夢を持つように励ますだけでなく、セミナーを通じてそれを実現するための方向性やスキルを提供します。

セミナーの目標は知識を提供したり、手本を示すことで、女子中高生が、キャリア・ゴールを追求し、その潜在能力を発揮できるようにエンパワーすることです。「夢を拓く」に参加することで、女子中高生は、次のように感じられるようになります。

  • 自分のキャリア・ゴールを追求できる準備ができている
  • 様々な困難を克服するのに利用できるツールを持っている
  • キャリア・ゴールを追求する能力がある
  • プロフェッショナルな手本、見習うことのできる年上の女性とのつながりを持っている
  • 将来の成功について自信が持てる

実際に参加した女児からは次のような感想が聞かれました。

  • 「私の人生最大の希望は、地域社会に恩返しをし、手本となるような女性になることです」
  • 「プログラムが実際の人生で起きることに結び付けられている点がとてもよかったです」
  • 「『夢を拓く』に参加して、将来への不安が和らぎ、自信が出てきました。自分にはやりたいことをする力があると感じました」

SI厚木では地域の女子中高生を対象として、随時このセミナーを開催し、彼女たちの夢の実現の手助けをしています。